2020年 11月 の投稿一覧

あなたもすぐにマネできる!ラプンツェル人気の秘密

ラプンツェル人気ですねぇ!

2011年の公開(日本)から10年近く経ちますが、今もその人気はとどまるところを知りません。

東京ディズニーランドにはエレクトリカルパレード・ドリームライツにラプンツェルのフロートが追加されたり、2023年に予定されている東京ディズニーシーの新エリア、ファンタジースプリングスには、ラプンツェルの要素が加わるそうです。

人気ですねぇ!

さて、改めてラプンツェルってなんでこんなに人気があるの?って思いません?

魔法の長い髪のせい?

パープルのワンピースがかわいいから?

今回はわたしが考える、ラプンツェル人気の秘密を書いていきます。

そしてそれは、あなたもすぐにでも実践できますよ!

旧来プリンセスとの決定的な違い

ラプンツェルは、旧来プリンセス達にないものを持っています。

それは、豊かな感情表現です。

ラプンツェルはこれまでのプリンセスに見られない、全力の感情表現をしますよね。

わたしが映画館で初めて『塔の上のラプンツェル』を観たとき、特に印象に残ったのが、ラプンツェルがユージーンと初めて塔から外に出たシーン。

初めて外に出た喜びと、お母さまとの約束を破ってしまった罪悪感とで情緒不安定になるシーンです。

「ついに外に出たー!」→「お母さまが悲しむわよね…」→「ものすごーくたーのしーい!」→「わたしは最低の人間よ…」

といった具合に、ラプンツェルの感情の動きで素早く場面展開します。

初めて観たとき、私はこのシーンで「ラプンツェルかわいいなぁ!」と思いました。

自分の感情に素直で、しっかり喜んでしっかり悩む姿は、女性の私から見てもとてもかわいいと感じました。

この素直な感情表現、旧来プリンセスにはあまり見られなかったものです。

シンデレラや白雪姫は、いわゆるロイヤルといった雰囲気で、おしとやか、おごそか、落ち着いた感じ。

ものすごくテンションが上がったり、ラプンツェルのように「たーのしーい!」と言って坂を転げまわったりはしないのです。

もちろん旧来プリンセスのそれも、美しい女性像の一つとして、間違っているわけではありません。

ですが大きな落とし穴が一つ、それは、人間は感情の読めない人に近づきにくいと感じてしまうということです。

感情をオープンにすると人は寄ってくる

人間は、感情をオープンにしている人を好みます。

よく考えてみれば当たり前じゃん! という話なのですが、感情を表に出さない、いつも無表情の人を想像してみて下さい。

怒ってるのかなぁ、今不機嫌なのかなぁ、話しかけてみたいけど、どんなリアクションが来るか分からないからなぁ、

声かけづらいなぁ

と思いませんか?

人は断られること、否定されることをとても怖がります。

なので、何を考えているのか読めない、感情を表に出さないタイプの人は、声をかけたくてもかけられない、と思われてしまうのです。

損ですよね!

一方ラプンツェルです。

感情丸出しのラプンツェル、どうですか、声かけたくなりません?

そのワンピースかわいいね! なんで裸足なの? そのカメレオンなんて名前なの? 絵上手だね!

なんて声をかけても、明るく返事をしてくれるのが想像できますよね。

また、声をかけなくても感情が表情に出ているタイプの人は、周囲の人に安心感を与えます。

何を考えているか分かりますからね。

元々人類が言葉を持たなかった時代には、表情から共感するしかなかったので、だから表情に感情が出ない人には恐怖感を覚えてしまうのです。

あなたも今日からラプンツェル!

自分の感情を素直に出すことに抵抗があるかもしれません。

特に男性はそうかも。

でもあなたの周りの人たちを思い出してみて下さい。

素直に喜んだり、悲しんだり、感謝の気持ちを伝えたりできる人は、みんなの人気者ではないですか?

いつもその人の周りに人が集まっていないですか?

素直に喜んでくれるから何かをしてあげたいと思うし、感謝してくれるから手を貸してあげたいと思う。

自分の感情に素直だから、一緒にいて楽しいと思われるのです。

さて、これを読んだあなたも今日からラプンツェルのように素直に笑ったり泣いたり怒ったりしましょう!

あなたを取り囲む人間関係が変わってくるかも知れませんよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

実はあなたも使える!ミッキーマウスの魔法の正体

コミニュケーション、悩んでませんか?

突然ですが、あなたは人間関係を築くにおいて、一番大切なことってなんだと思いますか?

わたしは、コミニュケーションだと思います。

では、そのコミニュケーションにおいて、一番大切なことってなんだと思いますか?

積極的に話すことでしょうか? 話がうまいことでしょうか?

これは多くの人が勘違いしているのですが、話すことはコミニュケーションではさほど重要ではありません。

今回は、コミニュケーションのコツについて、あのスターから学びたいと思います。

ミッキーマウスはコミニュケーションの達人だった!

あなたは、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーに行ったことがありますか?

パークに行ったとき、ミッキーやキャラクター達に会いましたか?

わたしもキャラクター達が大好きで、パークで一緒に写真を撮ってもらったり、お話ししてもらいます。

ミッキー達と触れ合ったことがある方はお分かりになると思うのですが、ミッキーと会った後って、なんとも言えない満足感がありませんか?

ミッキーに限らず全てのキャラクターに言えることですが、なんとも言えない高揚感や充実感があるんです。

これは単純に、ディズニーランドという場所でかわいいキャラクターに会ってうれしかったから、楽しかったから、というのもあります。

でも実はそれだけではないんです。

コミニュケーション上手は聞き上手

冒頭に戻ります。

人間のコミニュケーションで大事なのは、話すことよりも聞くことです。

なぜ聞く方が大事なのか説明します。

人間は自分が話すことに強い喜びを感じます。

自分が話をして、相手がそれを受け止めてくれたとき、脳の報酬系からドーパミンが多量に分泌され、とんでもないほどの喜びを感じます。

自分が話すだけじゃダメなんです、相手がきちんと聞いてくれたときなんです。

この喜びの大きさは、聞いてくれた相手から現金をもらったのと同じくらい、と言われています。

現金レベルの喜びをくれる相手のことをどう思いますか?

また会いたい、また話したい、あの人に話を聞いてもらいたい、って思いますよね。

つまり、聞き上手でいると相手を喜ばせることができ、人から求められるコミニュケーション上手な人であると言えるのです。

自分ばかり話す人求められない

反対に、自分ばかり喋るタイプの人は、端的に言えば嫌われます。

自分ばかり喋る人に待ち受けている未来は孤独です。

当然ながら、相手の話を聞いてあげず、自分の話ばかりをする人は、相手に喜びを与えられていません。

自分の脳が喜びを求める欲求のままに話し続けてしまい、結果、自分は相手に満足するけど、相手は自分に満足できない、という相違が生まれてしまいます。

自分は相手にまた会いたいけど、相手はそう思っていない、という残念な結果になってしまうのです。

自分勝手に自分の話ばかりする人に、人は寄ってきません。

人は、自分の話を聞いてくれる人のところへ行きます。

結果、自分ばかり喋る人は気づいたらひとりぼっちということになってしまうのです。

キャラ達は自然とやっている『傾聴

さて、ディズニーの話に戻りましょう。

あなたがミッキーに会ったときのことを思い出してください。

ミッキー達は、ディズニーランドにいるときは喋れません。

喋れないからこそ、ジェスチャーを使って丁寧にこちらの話を聞いてくれます。

ミッキー達は、こちらが話しているとき、しっかり顔を見て頷いてくれますよね?

こちらの話に驚いたり、一緒に笑ってくれたり泣いてくれたり、正しい相槌を打ってくれますよね?

こちらの話を絶対に否定しないですよね?

実はこれ全て、傾聴のテクニックとまったく同じなんです。

ご存知の方もいると思いますが、「傾聴」とは聴く技術のことです。

よく「全身で聴く技術」などと言われますが、意識のすべてを相手の話に集中させて聞く、とても難しい技術です。

前述しましたが、人間は喋ることには快感を覚えますが、聞くことは苦手です。

気をつけていないと、相手の話を聞きながら自分のことを考えている、というのは誰にでも起こることです。

でもそれでは「聞いている」とは言えないのです。

相手の話に100%没頭し、全力で聞く。

これが傾聴です。

そして、ミッキー達はさらっとこれをやってのけているのです。

ミッキー達は自分が喋れない分、必然的にわたし達ゲストが話し、キャラ達が聞き手に回ってくれる、という構図になりやすいです。

そして、表情も固まっているため(失礼)、ちゃんと聞いているよ、とわたし達人間よりも相手に伝える必要があります。

その結果、上記したような傾聴のポイント、

  • 正しく相槌を打つ
  • 相手の話を否定しない
  • 相手に共感する

が自然と実行され、ミッキー達はわたし達の身の回りにいないような、聞き手になっていったのだと思います。

考えてみてください、あなたの周りにミッキーみたいにしっかり話を聞いてくれる人がいますか?

いつ会ってもどんな話でも、優しく受け止めてくれて、優しくうなずいてくれる人がいますか?

わたし達がミッキーに会った後とてもあたたかい気持ちになるのは、ミッキーが優しいから、スターだから、ハグしてくれるから、だけではなかったんですね。

人の心を掴む、聴く技術を持っていたからなんです。

ミッキーやキャラクター達に会ったことがある方は、きっとすぐまた会いたくなるでしょう。

それこそが、聞き上手のコミニュケーションの結果です。

人に選ばれる人の最大の特性です。

今現在、東京ディズニーリゾートは新型コロナウィルス対策により、キャラクター達に気軽に会って話ができる状況ではないことがとても寂しいですが、次回、ミッキー達に会ったらぜひ、彼らの聴く技術に注目してみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

人の不幸は蜜の味?『ファイアボール』で心理学!

突然ですが、『ファイアボール』をご存知ですか?

出典:https://www.disney.co.jp/

『ファイアボール』とは、ウォルト・ディズニー・ジャパンが制作したテレビアニメで、ディズニー初、日本国内で日本人スタッフによって製作されたアニメーションです。

主人公はドロッセルというドロイド。

彼女はフリューゲル家のお嬢様だそうです。

もう一人(一体?)登場するキャラクターは、執事のゲデヒトニス。

主にこの二人の対話形式でアニメは展開していきます。

この『ファイアボール』なんですけど、どう見てもディズニーっぽくはありません。

私自身、ずっと食わず嫌いをして観たことがありませんでした。

ところが先日『ファイアボール最終章配信』のニュースが飛び込んできました。

するとTwitterのタイムライン上で『ファイアボールがいかに面白いか』を語るツイートを目にするようになり。

ディズニープラスでも配信されているので、じゃあ観てみようじゃないのと全エピソード一気見しました。

結果、ハマりました。

『ファイアボール』の面白さについては、語っている記事がたくさんあるのでここでは割愛したいと思います。

ここは心理学ブログなので、ドロイドの世界である『ファイアボール』の中に見えた心理学について書いていきたいと思います。

シャーデンフロイデ」って何?

『ファイアボール シーズン1 第8話』に、「シャーデンフロイデ」という単語が出てきます。

ドロッセルのお父さまの椅子? に腰掛けようとするとなぜか弾き飛ばされるドロッセルが描かれ、その椅子の中からは猿のような鳴き声がします。

その猿のようなものにドロッセルは「人類が獣に付ける名前のパターンはわずか128種類よ」と言い放ち、ポチだのタマだの名付けようとします。

そこに出てくる一つがこの「シャーデンフロイデ」です。

シャーデンフロイデ」とは、ドイツ語で「人の不幸は蜜の味」という意味です。

「人の不幸は蜜の味」、他人の不幸を喜ぶなんて最低ですよね。

あまり良いイメージの言葉ではありません。

ところがこのシャーデンフロイデ、全ての人間の脳に元々備わっているんです。

つまり、全ての人類が、周囲と自分を比べ、自分より不幸な人に対し喜びを感じるようにできているのです。

これを読んでいるあなたももちろんそう。

身に覚えがありませんか?

友人知人から、仕事がうまくいかない、恋人と別れた、お金がないなど悩みを聞かされると、少しうれしい気持ちになることはありませんか?

それが「シャーデンフロイデ」です。

世間を見ていても、それは如実に現れています。

芸能人の不倫や不祥事が、ネット上で炎上し、Twitterにトレンド入りするのも、シャーデンフロイデが働いていると考えられます。

人間はポジティブよりもネガティブに反応しやすいという特性もありますが、自分よりも不幸な人を見つけて安心したいのです。

赤の他人である芸能人を晒し上げ、少しの落ち度でも叩く行為は正義でも何でもなく、自分がその人よりも不幸であることを認めたくないからでしょう。

シャーデンフロイデに捉われないようにするには?

人の不幸に幸せを感じていては、自分はいつまでも成長しないし幸せにはなれません。

自分の脳のシャーデンフロイデに捉われないようにするには、自分にシャーデンフロイデが働いていることを自覚することです。

身近な人や芸能人の不幸な出来事を見て、安心している自分に気づくことです。

そして、それと自分を切り離し、自分は自分として成長していくことに注力することだと思います。

他人と自分を比べない人は、健全で幸福度が高いですからね。

ドロッセルがこの意味を知っていて使ったのかは分かりませんが、脳を持たないドロイドであるドロッセルがこの言葉を使うのは、なかなか皮肉だなと思いました。

ちなみにシャーデンフロイデ、これです↓

出典:https://www.disney.co.jp/

最後までご覧いただきありがとうございました。

幸せになるコツは〇〇をすることだった!

2020年も早いもので残すところあと2ヵ月となりました。

昨日までのハロウィンムードが一夜で一変、街中はクリスマス一色に様変わりしていました。

わたしも早速、スタバの新作を飲んできましたよ!

カップがクリスマス仕様で、写真を撮れと言わんばかりのかわいさです。

今年は新型コロナウィルスの影響で開催されませんが、例年では11月頭から、東京ディズニーリゾートの両パークでクリスマスのイベントが開催されます。

一年で一番、パークが美しくなる時期です。

このように11月はディズニー暦ではクリスマスになりますので、今回は少し早めのクリスマスのネタから取り上げたいと思います。

あの作品のあのキャラクターから、人が幸せになるためにとるべき行動を解説します。

クリスマスといえば王道のこの作品

クリスマスのディズニー映画といえば、どの作品を思い浮かべますか?

わたしは、『ミッキーのクリスマス・キャロル』です。

幼い頃、家に『ミッキーのクリスマス・キャロル』の絵本があり、何度も読み返していたのを覚えています。

当時はミッキー達が「俳優として演じている」という概念がなかったので、なんでミッキーが社畜なのか、なんでグーフィーが亡霊になってしまったのか分からず戸惑いがあったものでした。

この作品で注目すべきは、もちろん、主演のスクルージ・マクダックです。

そもそも彼の名前は、原作の小説『クリスマス・キャロル』のどケチな主人公、エベニーザ・スクルージから取っているんですよね。

よって、スクルージも生粋のどケチです。

スクルージについて簡単に説明しますと、ドナルド・ダックの伯父であり、世界一のお金持ちです。

所有しているお札の番号を全て暗記しているという有名なエピソードがあります。引きますね。

また、金庫の中で、コインの海を泳いでいるイラストをよく見かけますが、あれは彼の趣味らしいです。

東京ディズニーシーでは、『マクダックス・デパートメントストア』というデパートも経営しています。

売れ筋商品のダッフィーのグッズも初期の頃から抜かりなく揃えているあたり、売り上げは好調なことでしょう。

しかし、ケチなんです。

稼いだお金は全て自分のもの。

わたしもパークでスクルージに会う度に、「お金ちょうだい」と果敢にせがんでいるのですが、もらえたことはありません(当たり前)。

さて、このスクルージのようなケチな性格だと、想像に容易いですが、生きていく上でものすごく損をしてしまいます。

ケチな性格が引き起こす悲劇

ケチな性格の行末は?

こちらも想像に容易いと思いますが、劇中のスクルージのように、ケチで意地悪だと自分の周囲から人が離れていきます。

『ミッキーのクリスマス・キャロル』では、スクルージは「クリスマスなどけしからん!」と言い、クリスマスを楽しみにしているみんなをバカにし一蹴します。

貧しい人達が寄付をお願いしても、一銭たりとも渡しません。

みんなから、困った人、近寄り難い人、というイメージを持たれています。

そして、周りからの印象だけでなく、ケチでいると他でもなく自分自身が満たされないのです。

スクルージは確かにお金持ちです。

しかも彼は自分で努力してその財産を勝ち取りました。

それは素晴らしいことです。

ところが、それを周りに与えていないので、実は本人はいつまで経っても満たされないのです。

幸せな人は〇〇を与えられる人

人間は、人に与えることで幸せを感じます。

物や時間、なんでもいいです、自分が与えることで幸せを感じるものなのです。

その究極は、親切です。

親切を与えることが、人間が最も幸福を感じられる行為だと言われています。

他人に親切をすると、自分の脳が、「自分は、自分のことだけでなく周りを優先できるくらい余裕があるんだ」と思い込み、実際、気持ちに余裕が生まれます。

さらに、他人に親切をする行動、つまり利他的な行動を取ると、脳の報酬系からドーパミンが多量に分泌されます。

親切イコール快感を得られる行為ということになります。

脳はそれを覚えています。

親切は脳にとって気持ちがいいことだと認識するので、また自主的に親切をする、そしてまた脳にドーパミンが分泌される、という良い循環が生まれます。

これが幸せな人の正体です。

一方ケチな人、つまりスクルージのような人は、人に親切にする心を持ち合わせていないので、いくらお金があってもどこか不完全で満たされない、そしてまたそれをお金で埋めようとする、という悪循環に陥ってしまっているのです。

他人のために動くことができない、利己的なタイプの人は、実はあまり幸福を感じられていない、ということになります。

結論:幸せになるコツとは

『ミッキーのクリスマス・キャロル』では、スクルージは未来の自分の寂しい死に様や、貧しい家の子供達を見て改心し、初めて人々のために自分のお金を使います。

その時もらった「ありがとう」という感謝の言葉は、お金には変えられないくらい、スクルージに幸せな気持ちをもたらしたことでしょう。

幸せな人とは、自分よりも周りの幸せを優先できる人です。

人に与えることができる人です。

それに気づけたとき、人生はより豊かなものになるのかも知れませんね。

もちろん、これを読んでくださっているあなたも同じです。

今、目の前に500円玉が一枚あったとしたら、さてあなたは何に使いますか?

最後までご覧いただきありがとうございました。