目次
正しく目標設定できてますか?
仕事や趣味や将来の夢など、自分が目指す目標を定めなきゃいけないときってあります。
将来自分がどうなりたいか、どんな功績をあげたいか。
でも目標設定ってむずかしいんです。
目標設定は的確であるのがベスト、低すぎても張り合いがないし、高すぎると自分に悪影響が起こります。
ではどうやって設定したらいいの?
今回は目標設定をしくじったために迷走してしまったあの人を例に解説します。
こじらせ男子、カイロ・レンくん
ご存知、スターウォーズ新シリーズに出てくる厨二キャラ、カイロ・レンです。
1日遅れてしまいましたが、昨日11月19日はカイロ・レンを演じるアダム・ドライバーの誕生日だったんですね。
新シリーズを3作最後まで観ると、アダム・ドライバーの演技力の高さが分かりますよね、最後豹変するもんね。
さて、ここから先はスターウォーズのネタバレを含みますので、ご注意ください!
――――――――――
では、厨二男子カイロ・レン(30)がどのように目標設定を間違えてしまったのか見ていきます。
彼はフォースが強い血筋に生まれます。フォースには光の面と暗黒面があり、彼はそのどちらも自分の中に感じます。
カイロ・レンの中に広がる暗黒面を感じた、師匠であるルーク・スカイウォーカーは、彼を止めようとしてレンを闇討ちします。なぜ。
信頼していた師匠に襲われショックを受け、レンに一気にフォースの暗黒面が広がります。そして、
「尊敬するおじいさんのダースベイダーみたいになる!」と、祖父であるダースベイダーを目指すことにします。
めっちゃ簡単に言うとこんな感じ。
カイロ・レンが目標設定として間違えてしまったのは、「ダースベイダーみたいになる」としてしまったところ。
あ、でも間違ってるのは「悪の組織に所属していたダースベイダーを目標にした」ことではなく、「目標の大きさ」を間違えたところにあります。
目標設定で最も大切なこと
目標を設定するとき大切なことは、自分の器に合っているかどうかです。
カイロ・レンで見てみましょう。
レンは祖父であり圧倒的カリスマ性を持った、シスの暗黒卿・ダースベイダーに憧れを持ちます。
ダースベイダーがやろうとしていた、ジェダイの粛清を、偉大なダースベイダーから引き継いで自分が終わらせると言い出します。
こっちからしてみたら、え?君が??って話です。
自分の感情コントロールも苦手、フォースやライトセーバーの扱いも未熟、そんなあなたがダースベイダーを目指すの?
できんの??
という風に見えます。
実際、レンはシリーズ中色々な壁にぶち当たりますし、自分自身悩み続けているように見えます。
そうです、「ダースベイダーのようになりたい」というのは暗黒面に落ちきれていないカイロ・レンにとって大きすぎる目標だったんです。
目標設定に大切なのは、自分自身にできる範囲を知ること、自分が努力できる大きさを知ること、それに適した目標を立てることです。
目標設定の具体例
例えば、ダイエットして痩せたい、という目標を立てるとします。
ジムに通って身体を絞るとしたら、週に何回通えるでしょう。
5kg落としたいとしたら、何ヶ月後になるでしょう。ジムに通える日数によって変わってくると思います。
食事制限はどのくらいできるでしょう、ダイエットすることにどれくらいお金と時間をかけられるでしょう。
このように、自分が抱えている要素を考え、より具体的に達成可能性の高い目標を設定します。
何も考えずに、『1ヶ月で10kg痩せる!明日から食事抜く!』とかだと、挫折するのは目に見えています。
それより、『毎日のウォーキングと週末のジム通い、間食抜きでカロリー計算して、3ヵ月で5kg減量する』という方が、より継続しやすく目標達成にも近づけます。
まとめ
自分の器に合わせて具体的に!
これが目標達成のポイントです。
まず今の自分の生活や性格、許容できる範囲などをしっかり知っておくことが大切です。
カイロ・レンの場合、「あなたのようになる」とダースベイダーに憧れる前に、自分の中に残るライトサイドに目を向けるべきだったし、ダースベイダーみたいになるには、ダースベイダーと自分とを比べて何が足りないのか何が違うのか分析するべきだったと思います。
見た目から入るんじゃなくて。
そんな愛すべきカイロ・レンくん(30)ですが、「自分の進む道はこれでいいの? わたしって何?」というディズニープリンセスっぷりを披露したのち、レイ(19)との出会いによって自分の目標設定が間違っていたことに気づいたんでしょうね。
シリーズの最後の最後、本名のベン・ソロに戻ったとき、これまでのレンと違ってとても頼もしく見えました。
自分に合った目標設定ができると自分が自分らしくいられて、元々持っていた能力をのびのびと発揮できるようになるんですね。
闇落ちしないような目標設定はとても大事!
無理のない、達成可能性の高い目標に向かって努力を重ねていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。