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ディズニーはアイデアの宝庫!
ディズニーはわたし達に、いつも新しい夢と魔法を見せてくれます。
今でこそ、ディズニーランドはあって当たり前ですが、60数年前、アナハイムに世界で初めてのディズニーランドがオープンしたときは、それはそれは驚きだったことでしょう。
これまでにない「テーマパーク」という概念をこの世に作り出したのもウォルトです。
ビジネスにおいてもプライベートにおいても、画期的なアイデアが必要な場面は多くあります。
では、アイデアってどうすれば出てくるのでしょう?
アイデアを出すポイントは、このふたつです。
- 天井の高いところに行く
- 制限をかける
なんだか意味不明っぽいこのふたつを解説します。
開放することでアイデアを生む
アイデアは、リラックスして開放されたときに出てきます。
アイデアを出そう!出そう!とがんばって出てくるものではないのです。
脳がリラックスして緩んでいるとき、思考があちこちに飛ぶことで思わぬアイデアが生まれます。
お風呂に入っているときやぼーっとしている時ほど、斬新なアイデアが浮かんだりしませんか?
まさに、あれは思考に制限をかけていないからです。
また、アイデアを出そうとしているときの天井の高さも関係しているという研究もあります。
天井が高ければ高いほど、思考の自由度が高くなり、アイデアが生まれやすいと言われています。
つまり、究極は空の下です。
自分の上に高い高い空が広がっていると、どんどん新しい発想が生まれてくる可能性は高くなります。
アイデアが欲しいとき、何も考えずにゆっくり散歩したり、公園でのんびりすると、何か浮かびやすいかも知れません。
反対に、アイデアが出づらいのは低い天井の狭いところ。
天井が低いところは集中するのには向いていますが、集中してしまうとアイデアは出にくいので逆効果です。
となると、屋内でかつ顔を突き合わせて遠慮も生じる「アイデア会議」っていかに意味がないか分かりますよね…
制限をかけてアイディアを生む
今度は反対に、制限をかけるパターンです。
「この枠の中でアイデアを出す」という制限を作るやり方です。
例えば。
Disney +で配信中の『イマジニアリング』4話に、カリフォルニアにある『ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー』パーク建設時のエピソードがあります。
『ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー』はかけられる予算がとても少なく、その少ない予算の中で一からパークを作っていかなければなりませんでした。
当時のCEOマイケル・アイズナーは、こう語っています。
「予算が限られていることで、想像力を引き出すこともある」
ひとつのパークを作るのに、「予算を無制限に使っていいよ!」ではなく、「この予算内で良いものを作る」と制限がかけられた状態だったのです。
すると、先程の開放することで発想するのとまた逆に、その枠組みの中での斬新なアイデアが引き出されやすくなります。
制限は予算でもいいですし、既にある概念を変えてみる、というのも面白いです。
例えば、メガネに別の使い方ができないだろうか?、紙コップを別形にするならどんな形でどんな可能性がある?、ボールペンを物を書く以外で使うとしたら?
こういう考え方から画期的な新商品が生まれてくるのだと思いますし、前提に捉われない多角的な思考を持つことは、物事を柔軟に考える癖をつけてくれます。
まとめ
アイデアを出しやすくするポイントは、
- 天井の高いところでのんびりと思考を広げる
- 逆に制限をかけてその中で想像力を引き出す
以上の2点です。
うまく使い分けて、ディズニーが生み出してきたアイデアのように、仕事や私生活に活かしたいですね!
最後までご覧いただきありがとうございました。