嫉妬って、するのもされるのも嫌な感情ですよね。

職場の人間関係や友人関係など、きっと嫉妬を経験せずに生きてきた人はいないと思います。
自分の中にむくむくと嫉妬が広がるのを感じるのも嫌な気持ちがしますが、もっと嫌なのは、他人から嫉妬を向けられることでしょう。
職場だったら仕事がやりにくくなりますし、友人関係ならこじれてしまうかも知れません。
この記事では、自分に向けられた嫉妬の乗り越え方を、大人気映画『トイ・ストーリー』を例に解説していきます。
目次
正体を知れば嫉妬はこわくない!
そもそも嫉妬はなぜ起こる?
『トイ・ストーリー』の話の大筋は、主人公ウッディの嫉妬の感情で進みます。
ウッディといえば、おもちゃの持ち主、アンディのいちばんのお気に入りであり、おもちゃ達の唯一無二のリーダーでした。
本人もまわりもそれを認識している、誰もが認めるみんなのヒーローだったのです。
そこへ、最新のおもちゃでありスペースレンジャーのバズが現れます。
ウッディは、アンディにとっていちばんお気に入りのおもちゃの座も、リーダー格も、みんなからの人気も、一気にバズに奪われてしまいます。
こりゃあもう、嫉妬でしょう。
でもこの嫉妬の感情、なぜウッディの中に湧いてきてしまったと思いますか?
それは、ウッディが自分とバズを比べたからです。
よく「他人と自分を比べても良いことはない」というようなことを耳にしますが、まさにその通り。
比べると、自分になくて相手が持っているものが浮き彫りになってしまうのです。
ウッディでいえば、バズの新しさ、知識、カリスマ性などでしょうか。
自分が努力しても手に入らないものを自分で注目してしまい、劣等感に陥る。
これが嫉妬になっていくのです。
嫉妬を外に向けると人間関係は崩壊する
さて、自分の中に湧いてしまった嫉妬ですが、いちばん良くないのは、その感情を嫉妬の対象に向けることです。
いわれのない意地悪をしたり、きつく当たったり、無視をしたり。
ウッディもやってしまいました。
バズを机と壁の隙間に落とそうとし(この時点で結構卑劣だと思いますが)、アクシデントでおもちゃにとってとても危険な家の外に突き落としてしまいます。
この時の、まわりのおもちゃ達の反応が、とてもよく心理を現していると思います。
既にウッディの嫉妬心に気づいていたおもちゃ達は、誰もウッディの言い訳に耳を貸してくれません。
事故だというウッディを信じてくれない。
誰かに嫉妬の感情を向けると、このように、これまで築き上げてきた人間関係が崩壊してしまうのです。
嫉妬心を剥き出しにしている姿は醜いものです。
他人を認めることができず、自分が優れていると言わんばかりの、器の小さい人に見えます。
そんな人と一緒にいたいとは、誰も思いません。
さらに、今度はその嫉妬の対象が自分になるかも知れない。
こうして、嫉妬を剥き出しにする人は、周囲から人が離れていくのです。
嫉妬は上手に使えば悪いものではない
ではその嫉妬の感情、何がなんでも悪いものなのでしょうか。
わたしは人間に起こるすべての感情は大切なものだと考えています。
もちろん嫉妬も、使い方によっては活かすことができるのです。
冒頭で、『自分と他人を比べるから嫉妬が起こる』と書きました。
相手にあって自分にないものに気づくことで、嫉妬します。
つまり嫉妬の感情は、自分が欲しいものに気づかせてくれるのです。
ウッディの場合、最も嫉妬の感情を掻き立てられたのは、「トップの座」でしょう。
おもちゃ達からいちばん慕われている、おもちゃ達からいちばん頼られている。
何より、アンディのいちばんのお気に入り。
自分が欲しいもの、大切にしていたポジションを、いともあっさり持っていってしまったバズの、カリスマ性に激しく嫉妬したのでしょう。
また劇中、最新のおもちゃであるバズの機能性を、古びたおもちゃの自分と比べているシーンもありました。
ウッディはこれをそのまま嫉妬としてバズにぶつけてしまったので良くなかったですが、わたし達は賢くいきましょう。
自分の嫉妬の感情に気づいたら、何に嫉妬しているのか自分の感情をよく観察します。
例えとして、職場でいつもちやほやされている女性に自分が嫉妬したとしましょう。
自分は彼女の何が羨ましいのか?
周りにちやほやされていることが羨ましいのか、だとしたら、どうすれば自分も同じようにちやほやしてもらえるのか。
さて、ここで冷静に考えてみてください、答えは目の前にあるんです。
そう、嫉妬の対象はその答えを持っています。
彼女をよく観察してみましょう、彼女がちやほやされるのは、いつも笑顔だから、気がきくから、誰にでも優しいから、きちんと挨拶をしているから。
きっと答えが見つかるはずです。
その中で、自分にはなかったものが分かれば、真似して実行すればいいのです。
そしたら、嫉妬するほど欲しかったものを自分も手に入れることができます。
嫉妬されたらむしろ感謝!
さて、ではバズのように、何もしてないのに誰かから嫉妬を向けられたらどうしたらいいのでしょうか。
正解は、まさにバズがやっていた通りです。
バズはウッディが嫉妬をぶつけてネチネチ言ってこようと、淡々と自分を貫いていました。
これでいいんです。
先程も書いたように、嫉妬は羨ましいから起こります。
つまり、あなたを嫉妬する人は、あなたのことが羨ましくて仕方ないのです。
言い方を変えれば、嫉妬は称賛です。
あなたの方が上回っているから、周りが嫉妬するのです。
なので、嫉妬を向けられたら決して応戦せず、わたしのことが羨ましいのね、と思いながら堂々としていればいいのです。
そしたらバズのように、味方がたくさんついてくれますからね。
結論:
嫉妬されたらバズのように堂々としていればいい。

嫉妬されるほど魅力的な自分を認めてあげて、自信に変えていってしまいましょう!
これこそ、最強の嫉妬対策です。
あ、でも、たまに嫉妬の感情を持ってしまうのも、人間らしくていいことですよ。
ウッディが世界中から愛されているように。
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最後までご覧いただきありがとうございました。