やらなければならないことがあるのに、なかなかやる気が出なくてだらだら先延ばしにしてしまうことってありますよね。
さっさと手をつければすぐ終わるのに!
やる気スイッチが入らない…ということは誰でも起こると思います。
このやる気スイッチの入れ方、ちょっとしたコツがあるのですが、やる気とは無縁そうな、意外なあのキャラクターが教えてくれます。
目次
のんびり屋のプーさん、実はとても賢い?!
みんなが真似するべき『プーの考える場所』
そのキャラクターとは、ご存知、くまのプーさんです。
知らない人はいないくらい、有名で人気のキャラクターですよね。わたしも大好きです。
プーさんのアニメーションをご覧になったことはありますか?
プーや仲間達は、100エーカーの森で暮らしています。
みんなそれぞれ自分の家を持って、はちみつを採りに行ったり冒険をしたり、森での生活を楽しんでいます。
みんなぬいぐるみなんですけどね。
野菜を育てたり自炊したり、シンプルライフで丁寧な暮らしをしてます。羨ましいです。
さて、そんなのんびりで有名なプーさん、どうやってやる気スイッチを入れているのでしょう?
プーさんはよく自分で言います「ぼくはおつむが足りないから…」
ぬいぐるみなので、文字の読み書きも苦手、知識もたくさん持っているわけではありません。
プーさんは時々、自分の中にある知識の範囲外のことに出くわしてしまいます。
自分にとって分からないこと、理解できないこと。
そんな時プーさんは『プーの考える場所』に行って、丸太の上に座り、納得がいくまで一生懸命頭を捻らせて考えます。
実はこれが、やる気スイッチの入れ方なんです。
やるべきことをやる場所を作る
プーさんが素晴らしいのは、『考える場所』を作ったこと。
脳は場所でやるべきことを覚えます。
(プーさんはぬいぐるみなので脳があるかは微妙ですけども。)
例えば、布団を見たら眠くなったり、トイレのマークを見たら用を足したくなったり、こんな経験ありませんか?
これは脳が場所と行動を一致して認識しているからなんです。
プーさんの場合、考えたいことがあるときは必ず『プーの考える場所』に行きます。
考えたいことがある→考える場所に行く、これを繰り返すうちに脳がこれを覚えて、考える場所に行っただけで脳が『考えるスイッチ』を入れてくれるようになるんです。
自然とこれをやってるプーさん、侮れないですね、賢いクマです。
指定の場所を作ってしまおう
人間の脳は、やらなきゃいけないことがあって、やらなきゃやらなきゃって思っているだけで、使えるエネルギーをどんどん消耗していってしまいます。
なので、何も考えずパッと取り掛かれるのが理想です。
では、わたし達もプーさんにならって、指定の場所を作ってしまいましょう!
例えばわたしだったら、毎日心理学の勉強をしている『勉強用の机』があり、基本的にここは勉強以外はしないことにしています。
プー的に言えば、『まこの勉強する場所』です。
この机には心理学の勉強に関するもの以外置かないようにし、ここに座ったら即座に勉強スイッチが入るようにしています。
この机に座ったら勉強する。脳にそう覚えさせるのです。
すると、勉強やんなきゃ〜面倒くさいな〜漫画読んでからにしちゃおうかな〜という先延ばしが起こる前に、とりあえず机に座ってしまえばやる気スイッチが入り、さっさと取り掛かれるようになるのです。
脳は使い方次第です!
そして、やるべきことに集中するにはポモドーロ・テクニックがおすすめ。
詳しくは、集中力について書いた、以前の記事をご参照くださいね。↓
まとめ
いかがでしたか?
何気なく見ていたプーさんの『考える場所』が、科学的にも正しかったとはびっくりですよね!
ぜひあなたも、考える場所や集中する場所、リラックスする場所など、自分の指定の場所を作ってみてくださいね。
やる気スイッチは、脳に覚えさせることで入れることができるものなんです。
他にもプーさんのアニメーションにはプー哲学がたくさん出てくるので、わたしも久しぶりに見返したいなぁと思いました。
クリストファー・ロビンは愛情を込めて「プーのおばかさん」って言うけど、プーさんはちゃんと自分の頭で考えて行動する、賢いクマなんですよ。
プーさんの画像を探していて偶然見つけた、世界で一番癒されるのではなかろうかという動画を貼ってお別れです。短いのでぜひ観てね。
最後までご覧いただきありがとうございました!